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人気のないエリアの空家期間5年目の中古住宅
両親が他界され空家となった建物。2年前までゴミ屋敷となり中の状態があまり良くない。それでも建物は健在で、内装は何とかなる。しかし人気のないエリアのため売却が困難。
サラリーマン大家さんとの出会い
さる有名企業に勤められ定年されたお父様。奥様他界後室内がゴミ屋敷となっていた。そのお父様もなくなり、相続人が多忙のため3年経過。ようやく室内のゴミを処分し売却をA社へ依頼。しかしなかなか売れずにいたところ弊社へ相談。DSC_0844 業務内容 中古建物の売却、売却のためのイメージアップ 難易度 中 理由・・・エリア的に反響が少ないのが難点。また建物を解体する費用が捻出できない。 試したこと 販売価格が安いため、弊社もそれほど手をかけることができない。しかし商品としてアピールするためにはある程度の美化が必要。そこで試したことは、ヤフオクや百円金一で資材を調達し、障子や網戸、キッチン面材の補修など3日間かけて補修を実施。 結果 売却まで1年2ヶ月かかりましたが売主様納得の値段で売却できました。買われた方はサラリーマン大家さん。このころから不動産投資をするサラリーマンさんが増えてきました。この方からサラリーマン大家さんがどこで不動産投資を学びどこから情報を得ているのかなど多くのことを学びました。 今後の活動 この後、相続によって手放さなければならい中古建物を扱うようになりましたが、多くの投資家さんと巡り合い、同種の物件が弊社から販売されていることが認知され、ホームページを見られることが多くなりました。そのため県外からボロボロでも安い物件を探されている方へアプローチできるようになりました。 -
空家の管理
施設に入所することとなった家主に代わり、敷地の管理・猫の世話をさせていただいています。こちらの案件は、成年後見人の司法書士様よりご依頼いただき週3日、1回30分程度作業を実施しています。
秦野市 K様邸
弊社へご依頼前は、司法書士の先生が定期定期に見回りをされ、庭の植栽の管理や除草、猫の世話などを定期的に管理できる業者を探されていました。弊社はそんな悩みを解決するべく空家の管理を始めました。 まだ未熟ではありますが、ご予算に合わせて作業を実施させていただきます。植栽の剪定 ハチの巣の撤去 猫のお世話 基本作業 週に3日1回15分ー30分程度の作業 目 的 ①近隣への配慮(草や植栽の越境等による近隣への迷惑防止)
②建物・敷地の防犯(敷地・建物の異常発見報告および改善の提案)
③家主の憂いを取り除く(猫の世話・壊れたものの補修等)料 金 予算に合わせて作業を行います。ご相談ください。 留意事項 植栽の剪定については、あくまでも隣地とのトラブル防止が主目的であるため、見た目は劣ります。また事前に樹種を確認し、ネットで調べ作業を行いますが、あくまでも素人であることをご留意ください
また、長期でも短期でも本業を優先するため、作業実施時間については定時ではありません。そのためプロに比べて料金をお安く設定しています。 -
相続事業を始めるきっかけとなった仕事
税理士さんが行った遺産分割がとんでもないことに・・・
遺産分割の結果、追加で300万円以上余分に費用が掛かってしまった
駅から徒歩7分の広大な土地を姉弟2人で相続した土地。しかしその相続手続きを実施した税理士はしっかりと相続人の話を聞かず、ただ相続税を抑えるためにおこなった遺産分割協議。それが相続人の将来の土地活用と大きく異なる分割内容であったため、税務署、司法書士と相談をした後、姉弟でさらに土地の交換、差金の支払い、それに伴う譲渡税の支払いなどトータル300万円以上追加で必要となった。DSC_0784 業務内容 相続手続き、土地交換、土地分譲の仲介、売却後の税金納税 難易度 高 理由・・・相談前の遺産分割の失敗の清算、土地開発分譲、土地売買の仲介 教訓 さむらい業への相談をしても、意に沿わない結果をもたらすことがある。 この後 この教訓をもとに、相続の知識を学ぼうと司法書士法人トリニティと提携し、家族信託を1年かけて学びました。これにより相続手続きのノウハウと流れ、また相続を専門とする税理士がいかに少ないかを実感しました。それだけ相続が難しいことがわかりました。 名言 相続は資産家にとっては相続税対策が重要かもしれません。しかしそれ以上に重要なことは、「正解ではなく納得解」であること。
相続税の納付額の多い少ないを論じることも重要ですが、相続人が納得すること。また被相続人の思いをどうやって相続人に伝えるかが重要だという意味です。
この物件との出会うことによってこれまでに弊社では相続案件を年5件程度こなしています。
おひとり様の相続や高齢者の相続など得意としています。 -
旅館の売買
10年前に廃業された旅館を無事に売却完了しました。
箱根町の旅館 2021年に知人より所有者を助けてほしいと相談をいただき現地を確認。10年前に既に営業を辞され、法人格を残されたままになっていた旅館を整理することになりました。
売却完了するまでの約1年6ヶ月の間に様々なトラブルが起こりました。12月の年の暮れに水道管が破裂し、深夜0時に現地に駆け付け処理をしたり、翌年の8月には台風に備えガラス窓の破損防止をしたりと・・・
法人の清算手続きや相続手続き、さらに温泉組合への手続きなど様々な手続きを行い、お引渡しできました。現在、湯本ロヘンとして建物を解体せず、修繕をおこない素敵な物件に代わりました。
今では、お客様から信用をいただき相談役として弊社をご指名いただきお付き合いさせていただいています。
元エントランス部分 元客室部分 元客室部分 元大階段部分 RoheN Hakone Yumoto 業務内容 廃業後の法人の清算、建物管理、旅館の売却、相続手続き 難易度 高 理由・・・閉鎖法人の復活後、相続手続きを経て売却し、法人清算終了を実施 物件の思い 明治時代から営業していた歴史深い建物でした。そのため老朽化し、屋根や床が腐食し落ちていたところもありました。しかしどうしても更地にして売却するのは惜しいと考え、所有者と相談し、既存の状態のままご購入いただきました。 購入された方の思い 古くても味わいのある建物であり、できる限りその味わいを残し、痛んだところを改装して再度旅館として使いたい。よく解体を阻止してそのままの状態で販売していただいたとお褒めの言葉をいただきました。 学んだこと これを期に古くてもいいものはそのまま販売していこうと思いました。この物件は屋根と床は朽ちていた部分もありましたが、箱根から切り出したと思われるヒノキの柱が堂々と痛むところなくたっており、建物の傾きがなくまだ使えると数社の建築士の意見を踏まえたうえでの販売です。やはり残したいと思っても安全性がなければいけません。